税理士法人とどろき会計事務所

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メンタルヘルスについて
税理士法人とどろき会計事務所
國田 哲郎

 厚生労働省は、先月 30 日パワーハラスメントの定義を発表しました。
 「職場のパワーハラスメントとは同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」というものです。

 昨今、職場内でのいじめや、職場環境の悪化によって心の問題を抱え、それが引き金となって健康問題で悩む従業員が増加しております。仕事に強い不安や悩みでストレスを抱え、長期休業や離職するケースもあり、最悪の場合自殺する方もいるほどです。

 心の健康問題は個人だけの問題ではありません。企業が安全配慮義務を怠っていた場合は企業に対して、本人または家族が訴訟を起こすケースもありえます。パワハラによって自殺したと損害賠償が認められれば、賠償額は億単位となり企業にとっては会社存続の危機となります。

 実際の裁判事例をあげますと、慢性的な長時間労働に従事したところ、うつ病になり自殺に至った事件があります。

  • 従業員Aは業務量が多く、時間外に及ぶことが多かった。
  • Aは上司に事前承認を受けて時間外労働をしていたものではなかった。
  • 時間外について、事後に上司が承認していたかは定かではなかった。

 上記から分かる通り、Aは承認なしに自己判断で時間外労働を行っています。しかしながら、裁判所は「事務所の入退館記録」からAが長時間在社していたことを理由に、長時間労働を認定し、企業の安全配慮義務違反を認めました。最終的にこの事件は差戻審で 1 億 6,800 万円の支払いにより和解しています。

 心の健康対策をしていないと本事例のように、安全配慮義務違反とされてしまう可能性があります。そのためにも心の健康対策として「労働者からの相談対応の体制整備」、「労働者への教育研修・情報提供」、「管理監督者への教育研修・情報提供」などの準備をしておく必要があります。

  • 月 80 時間以上の時間外労働をした場合は、上司と面談する
  • 計画的な有給休暇の取得、ノー残業デーの実施のよる長時間労働の解消など

 従業員を守るためにも、心の健康管理というのは大事な問題だと考えられます。縁あって同じ職場で働く従業員の生活を預かっている経営側は、従業員が健康的に仕事に従事できるように配慮しなければなりません。心の問題を抱えた従業員が多数いれば、それだけ業務効率も下がり、会社への忠誠心や企業としての発展にも大きく影響するはずです。自社の従業員ひとりひとりに目を配り、会社全体として、この心のケアの体制を早急に整備していくべきではないでしょうか。





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