税理士法人とどろき会計事務所

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「情熱・熱意・執念の経営」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
山本 英司
   京都市に本社を置く日本電産は、精密小型モータの分野で世界トップレベルの企業です。31年前、3人の仲間と事業を起した永守重信社長のモットーは「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。世界?1になるという強い信念で会社を成長させてきました。永守社長が掲げる次なる目標は2010年の連結売上高1兆円です。そのために積極的なM&Aを展開。これまでに23社を傘下におさめ、すべての企業の業績を回復させています。どんな手法で会社を急成長させたのか。そして経営難の企業を再生させる秘訣は何か。その経営手法、特に人事的なことについてはユニーク極まりないものばかりです。

 まず、創業間もない頃の人事採用ですが、学歴や成績、専攻は一切見ないで、早飯食い競争やマラソン、大声テスト、便所掃除をさせていたそうです。これは、中小企業には元々ろくな人材が集まらないのだから、下手に外観を見るのではなくて、その内面に「情熱・熱意・執念」を秘めた人材を探し当てたいとの考えがあるようです。 永守社長は「情熱・熱意・執念」という言葉を経営のスローガンにしています。ややもすれば時代遅れとも受け取られかねない言葉ですが、何らかの行動をする上では最低限持っておくべき姿勢には違いないでしょう。それだけで物事は解決しないでしょうが、解決のプロセスの一端を担いうる考え方であると思います。

 また、永守社長の場合、世間で是とされている手法とは真逆のやり方をします。“褒める”ことよりも“叱る”ことに重きを置くのです。勿論、褒められて伸びる人、叱られたことをばねに伸びる人、様々いるのはごく当然のことです。しかし、叱る事の重要性を、永守社長はひとつの理念として持っています。翻って、褒められたとすれば、叱責とのギャップで、モチベーションはかなり高くなるのではないでしょうか。手綱のコントロール方法を永守社長は知っているのだと思います。人の上に立つことが出来る、というのもおそらくはセンスによるもので、永守社長はその才能に長けているといえるのでしょう。

 そして社員がいくらできないといっても決して妥協させないこと。できるまで、できる気になるまで「できるできるできる…」と念じさせるそうです。「すぐやる・かならずやる・できるまでやる」。かなり無理強いをさせてまでも諦めさせないことを徹底しています。

 このような「モーレツ」的経営はなんとも現代にはそぐわない気もしますが、現に日本電産はその分野で一流の技術を有する世界の冠たるトップ企業であり、素晴しい業績を上げています。これが永守社長の信条に則った経営の成果の表れなのででしょう。様々な「科学的」経営手法が叫ばれていますが、所詮組織は人であるという見方もあります。そして人は精神の生き物です。ならばこのような「精神論」も決して馬鹿にできないのかもしれません。

 永守社長の熱い思いを凝縮した本になっています。一読して見てください。




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