税理士法人とどろき会計事務所

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「一勝九敗」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
原尻 修宇
   ユニクロ、と聞けばフリースに代表されるカジュアルウェアの人気ブランドですし、実際ユニクロを日常生活で利用しているという人も多いのではないでしょうか?本書はユニクロの創業者である柳井正氏が家業の紳士服店を継ぎ、それをカジュアルウェアのトップ企業へと成長させていく過程を柳井氏自身の言葉で語っています。溢れんばかりのエネルギーに圧倒されますが、数多くの実例を挙げて、特に数々の失敗にも率直に触れながら独自の経営哲学が公開されており、臨場感に満ちており、一気に読み進めることができます。

 それでは柳井氏の経営哲学とはどのようなものなのでしょう?私の最も印象に残ったのは、失敗を恐れず、めげず、幾多の試練にチャレンジをし、乗り越えようとする姿勢です。柳井氏は「経営は試行錯誤の連続で、失敗談は限りなくある。商売は失敗がつきものだ。十回新しいことを始めれば九回は失敗する。」と述べています。本書のタイトルどおりに自らの企業経営は「一勝九敗」だというわけです。

 企業が新しい事業を始めるときは事業計画を作成します。しかし事業計画をどんなに綿密に作成してもそのとおりに進まないことのほうが多いものです。目覚しいスピードで変化していく経営環境の下では、やってみなければわからないことが多いからです。このことはユニクロも同様で、世間を席巻したフリースの大成功の裏には失敗の連続があったのです。この失敗を生かすも殺すも経営姿勢次第といえますが、まさにそこに柳井氏の経営哲学の核心があるように思えました。

 失敗は誰でも嫌なもので、その現実に蓋をして忘れてしまいたいものです。しかし蓋をしたら最後、また同種の失敗を繰り返すだけです。柳井氏には失敗の中にある次につながる成功の芽を育て、失敗の経験を学習効果として財産にしていく熱いハートと冷静な判断力が人一倍備わっているように思えます。またこのことは企業経営のみならず、私自身の人生にも当てはまるもので大いに参考になりました。

 最後にユニクロは株式上場してから2001年までの10年弱の期間で猛烈な勢いで成長し、売上高は4000億円を突破しました。その後2年で売上高が3000億円強まで激減し、その後回復し2005年現在3839億円です。成長が想定外のスピードであったため、 売上減少期にはユニクロブームは終わったか、などとマスコミでいわれたりしました。しかし柳井氏は「カジュアルウェア世界一」を目指して、2010年売上高1兆円宣言をしています。極めて達成困難な高い目標を掲げ、その実現に向けてユニクロ全体で奮闘努力することこそが大事だというわけです。これからのユニクロの動向からも目が離せそうにありません。




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