税理士法人とどろき会計事務所

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「自力と他力」
税理士法人とどろき会計事務所
井口 忠
  他力という言葉は、現在「他力本願」など、自分では努力しないで、もっぱら他人の力を当てにすることという意味合いで使われていますが、しかし、「他力本願」の本来の意味は仏教語として、阿弥陀仏がいっさいの人々を救おうとして立てた本願。また、自己修行の功徳によらず、阿弥陀仏の本願力によって成仏するのを願う事とされています。

 また、五木寛之氏は自分が思う他力について次のように考えています。

 エンジンのついていないヨットは、まったく無風の状態であれば走ることができません。少しでも風があれば何とかなるでしょうが、そよとも吹かなければお手上げです。ヨットの上でどんなに頑張っても無駄でしょう。同じように他力の風が吹かなければ、私たちの日常も、本当は思うとおりにはいかないものです。ただし、いざ風が吹いてきたときに、ヨットの帆をおろして居眠りをしていたのでは、走る機会を逃してしまいます。だから、無風状態がどれだけ続いたとしても、じっと我慢し、注意ぶかく空模様を眺めて、風を待つ努力は必要です。無風にめげず、いつでも風に応ずる緊張感を維持し、そしていつか風は吹くというくじけぬ信念を持続させる。それこそが、まさに他力の働きだと。

 人は、自分ひとりの力では限界があります、どんなにがんばっても、持っている以上の力は出ないのです。人は迷うものです。覚悟を決めたとしてもなお右顧左眄します。それが人間というものなのです。しかし、一点の迷いもなく自己の決意が確立され、ただ自己のベストを尽くすのみと覚悟が決まったとしたらその時点で自力を超えているのです。目に見えない大きな力が自分の背中を押してそう決意させてくれたのです。人事を尽くして天命を待つのではなく、人事を尽くさんと思うこと、つまり、一点の曇りもなく自己の全力をつくそうと決意できたことが、すでに天命のくだったことなのです。

 自力と他力は相反するものではありませんし、他力を信じるということは決して自力を放棄したり否定したりするということではありません。他力とは、自力を呼び覚まし、育ててくれるもの。自力を含めてひっくるめて包んでいく大きなものが他力です。いわば、他力は自力の母なのです。

 他力があるからこそ自力を尽くすことができ、自力を超えることが出来るのです。




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