税理士法人とどろき会計事務所

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「自力と他力」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
野曽木 尊之
  ここ最近、自殺をする人達が増えているように思われます。テレビでも取り上げられていましたが、今の世の中、インターネット上で一緒に自殺をしてくれる人を募集し、本当に自殺をしてしまう人が増えています。容易には理解のできないことだとは思いますが、現実に起こっていることです。

 私を含め現代の人は、生きていることに対する実感が希薄になっているのでしょうか。今の自分の境遇に不満があるにしても、自殺をすることはどうかと思います。自分の命が軽いということは、その反面、他人の命も軽いということだといえるでしょう。現にここ最近、殺人事件が多発していることからも分かると思います。

 生きている実感は、夢と現実が相争うところに生まれるものだと著者はいいます。ところがこの世の中では、夢はどこか遠くにあって現実とかけ離れているため、この生きている実感が持てないのです。人間が生きていく上で、すばらしい運命が待ち構えているかもしれませんが、悲惨な運命が待ち構えているのかもしれません。

 このように、生きていくのには不安がつきものです。そのため、自分自身を拠り所とし、自分が信じることのできる夢をもって生きていくしかないのです。ですが、自分一人では今置かれている状況を正確に判断することはできません。人は、何か絶対的なものと自分とを比較しないと、正確な判断を下すことができないからです。

 ここで著者は、“他力”という力が絶対的なものに成り得るのだといいます。ここでいう“他力”とは、他人まかせという意味で使われている他力本願の“他力”とは違うということです。ここで著者は、“他力”のはたらきを風に例えています。

 エンジンのついていないヨットは、風が吹かなければ動きません。逆風であれ、順風であれ、まったくの無風状態では帆走することは不可能です。“

 他力”という風が吹いてこない限り、ヨットは自力で走ることはできないのです。しかし、ただひたすら風だけを当てにして、ぼんやりしているだけでも駄目でしょう。

 真剣に水平線の雲の気配をうかがい、いつかは必ず風が吹くと信じて、そのチャンスを逃さないようにしっかり見張っている必要があるのです。せっかく風が吹いてきても、帆をおろして居眠りしていたのでは意味がありません。

 やはりそれなりの自力の努力は必要なのです。とはいえ、走らせようと気持ちだけあせって、手で水をかき回しても、ヨットは前へは進まないでしょう。

 このように、今自分が置かれている状況を嘆いているばかりでなく、いつか吹くであろう“他力”にたいして、常日頃から準備をしていなくてはなりません。世間では景気が良くなったとはいえ大企業のことだけで、中小企業はまだ不景気の最中だと嘆いてばかりいるのではなく、いつか吹くであろう本当の好景気の風に備えなくてはなりません。そのための努力は惜しまず、これからもより一層、頑張っていかなくてはなりません。




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