税理士法人とどろき会計事務所

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「自力と他力」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
佐藤 忠輝
  五木寛之さんの著書「他力」を数年前に読んだことがあります。今回の内容もそれに似た感じはありますが、短編的で読みやすく、途中から目次を見て読んでも十分かと思います。

 「他力本願」とは他人の力を当てにして、事をなしとげようとすること。これが、一般的に使われている意味と思いますが、今回「他力本願」が仏教用語(浄土宗)で、阿弥陀仏がいっさいの人々を救おうとして立てた本願。また、自己修行の功徳によらず、阿弥陀仏の本願力にたよって成仏するのを願うことであるという意味を知りました。

 浄土真宗を開いた、親鸞は29才まで厳しい修行をしました。しかし、どんな修行を積んでも、自分のなかに邪心や欲望の火が燃え盛るのでどうしても抑えることができなかった。そしてついに、彼は悟るのです。
「自力では悟れぬものと悟りたり」
つまり、親鸞は、自分の力では欲望や煩悩からとうてい解脱することはできないと諦めたわけです。煩悩を捨てよとは教えない他力の思想です。そこがほかの宗教とは大きく違うところです。インドや中国の仏教とも、はっきり違います。 本当の意味での諦めの宗教だと言えるでしょう。諦めきったところから、ものごとが明らかになり、それを究めきったところに真実がある。そこに本当の意味で静かな強さが産まれる。 宿命は変えられぬものと諦める。一方で、運命はどこで変化するかわからないと考える。このように考えながら、生きていけたら、現在社会で起こっている自殺やうつ病が減っていくのではと感じました。

 「人事をつくして天命を待つ」のではなく、「人事を尽くさんと思うは、これ天命なり」と著者は書しています。人は迷うものです。覚悟を決めたとしても、なお右顧左眄します。それが人間というものです。しかし、一点の迷いもなく自己の決意が確立され、ただ自己のベストをつくすのみ、と覚悟が定まったとしたら、その時点で自力を超えていると思います。
目に見えない大きな力が自分の背中を押して、そう決意させてくれたのだと考える。つまり、「人事をつくして天命を待つ」のではなく、一点の曇りもなく自己の全力をつくそうと決意できたことが、すでに天命のくだったことだと思うのです。 がんばろうと決意しても続かないことが多いですが、それを遂行できたなら、それこそが「他力」のはからいであり、それこそが「天命」なのかもしれません。




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