税理士法人とどろき会計事務所

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『自力と他力』を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
山本 英司
  『私たち日本人の命の軽さ、こころの乾きは限界に達しつつあるかのように思われます。この乾ききったこころの荒野に清冽なオアシスの水を注ぎたい・・・』この新書の創刊に寄せられた言葉です。

 この本の著者は、自分の宗教観、法然、親鸞、蓮如の話などを取り入れながら、頑張りすぎる人々、刺々しくなっている人々、不安を抱いている人々に、肩の力を抜くこと、今の己を受け入れること、不安と共生することの術や考え方を読者に話しかけてきます。

 ここで『宗教観』という言葉を見て、抵抗を感じる方も少なくないかと思います。しかし、ここでの宗教は『宗教』そのものではなく、著者の物事の考え方の基幹になるものと捕らえていただければよいと思います。題名にもなっている『他力』を説明する上で、やはり宗教的考えが必要になってくるのです。

 『他力本願』これは本来仏教用語であり、本来の意味としては他人任せのようなものではなかったということをこの本で私は知りました。そして著者はこの『他力』にさらに自分なりの意味を与えています。その意味を踏まえつつ、『自力と他力』について少しだけご紹介させていただきます。

 著者はアメリカ社会を『自力社会』とし、徹底した自己責任社会としています。では、対極する『他力』はと言いますと・・・じつは、著者は『他力』を『自力』との対極の存在としては考えていないのです。『他力』をヨットを動かす風にたとえた上で、『他力は自力の母』『自力と見える努力も本当は他力の働き』といっています。私は、これは著者が文中で言っている『物事は二つの要素の対立と調和である』との言葉にも通じていると思います。やはり、他力と自力も対極にありながら、相互に働き合っているものなのでしょう。そして私には、これこそがこの本の根幹なのではないかと思えるのです。

 著者はこうも述べています。『不安は希望の母である』と不安があるからこそ、そこから開放された時の喜びや安らぎがある。影を見ることで光を感じる・・・

 私たちが不安や困難、絶望に直面した時、ベストを尽くした時、その時こそ『他力』に出会える。自分のこころが弱っている時、刺々しくなっているとき、そんな時にぜひ一読していただきたい一冊です。




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