税理士法人とどろき会計事務所

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「老舗の品格」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
橋本 崇浩
 

  昨年、ミートホープ・赤福・船場吉兆・石屋製菓・不二家などで賞味期限や原産地を巡る食品の偽装表示などが行われていたことが発覚し、日本中で『○○偽装』という言葉が駆け巡り、関連する記事がテレビのニュースや新聞で連日取り上げられていたのは皆様も記憶に新しいところだと思います。船場吉兆は今年になってからも、食べ残しの使いまわしの発覚などで連日報道され、結局最終的には廃業という形で幕を引くことになりそうです。

 今回ご紹介する「老舗の品格」という作品は、このような老舗がなぜ一連の問題を起こしてしまったのか、その根底にあるものを著者の中見利男氏が現代の日本人の考え方・多数の日本の創業者が残した名言などから考え、もう一度商人道に必要なものは何かを考えさせてくれる作品となっています。

 著者は作品中で、日本経済が一流であり続けるためには、日本人が義の心を持たなくてはいけない。義の心は、たとえ時間がかかっても連鎖する力を持っていて、組織のトップが義の人であったら部下もまた義の人であるケースが多い。社長であろうが、政治家であろうがリーダーと呼ばれる人は偽人ではなく義人を目指すべきと言っています。上記の『○○偽装』の問題の渦中にいる経営者の人達は、おそらく損得勘定だけで経営を行った結果、義の心が希薄になっていたのだと思いますが、これにより会社や従業員が受けたダメージが計り知れないことを考えますと、経営者は特に義の人でなくてはいけないと改めて感じます。

 第5章〜社長の器が企業の命運を握る〜の中で石川島播磨重工相談役だった土光敏夫さんが言った言葉をご紹介します。「幹部は偉い人ではなく、つらい人だと知れ!私は誰かを重役に推薦するとき、あらかじめ本人を呼んで、家庭を犠牲にするくらいの覚悟あるかどうか奥さんとよく相談してほしいと、一、二週間の猶予を与えることにしている。それほど経営者はつらく、割に合わない商売なのだ。しかし、それぐらいでなければ、これからの企業体を預かる資格はない」

 私は、この言葉を大変厳しい言葉だと感じました。しかし、会社の持つ社会的責任、従業員のいる会社の経営陣であればこのくらいの覚悟は当たり前のように必要なのでしょう。そしてこのような本当の覚悟と義の心を兼ね備えた経営者となって、初めて本物と呼ばれるような老舗の商いができるのではないでしょうか。





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