税理士法人とどろき会計事務所

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「老舗の品格」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
金田 好正
 

 今回は中身利夫さんが書かれた「老舗の品格」という本をご紹介させていただきます。この本は著者が老舗企業を通じて、どのような企業が凋落しどのような企業が品格をもって現在まで存続しているのかを、「社長の器」や「企業風土」を通して論じている本です。
 その中から私がお客様に伝えていきたいと強く思う「品格ある企業の条件」がひとつありましたので、ご紹介させていただきます。

 老舗の品格は従業員一人ひとりの精神がつくる
 (あさばという旅館で行われる夜の能舞台後のできこと。)
 「こんなに朝早くから何だろうと目を凝らしてみると、その人は手にほうきを持って能舞台の上を掃き清めていた。〜その人に宴のあとの片付けや清掃といった風情はなく、実にキビキビしているのである。まるで一人の能の仕手が清掃という舞を舞っているように思われるほど、その所作は落ち着いており品格があった。そうか、これなのだ。筆者はやっと気がついた。あさばを老舗たらしめているのは、こういう名もない役者たちが清掃という名の演目を早朝から演じ、己の所作を人知れず磨きに磨いているからなのだ。」

 中小企業は大企業と比較し人材を集めるのは容易ではないと思います。また、良い人材が集まったとしてもそこから企業理念や商品知識等を教えていくのは、かなりの時間を費やすことになります。たとえその人材が育ったとしても必ずしも定年までその企業で働いてくれるとは限りません。ですが、やはり人材育成が企業の品格を培う骨格になることは間違いないのではないでしょうか。

 上記の紹介文章のあとには次のような言葉が続きます。
 高砂親方(朝青龍関の親方)が週刊誌の対談で述べた言葉。
 「品格という抽象的なもののなかに押し込もうとするからうまくいかないんであってね、品格は作るものではなく、立ち居振る舞いなどに、自然ににじみ出てくるものだから。」

 上記の文章は一見もっともらしいのですが、果たして品格はにじみ出てくるのものでしょうか。自然に出てくるのであれば、教育はいらないですし、中小企業の経営者の方々がこれほど頭をなやますこともないでしょう。私が思うに、他の企業に出してもはずかしくない人材を育てること、またそういった企業風土を培うことが結果として従業員の品格を上げ、品格のある企業として成長していくのではないでしょうか。
 この本は、「品格」という言葉を通じて、日本人の美学や日本企業としてのあり方を思い出させる一冊です。





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