税理士法人とどろき会計事務所

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「老舗の品格」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
加納 豊彦
 

 昨今、老舗企業の不祥事が相次いでいます。「船場吉兆」「赤福」「白い恋人」…かつてこんなことは考えられなかったのに、ここまで続いているのは何故なのか?本書ではその背景にあるメカニズムを解説し、老舗企業ひいては日本社会に対して警鐘を鳴らし、また老舗として今でも発展しつづけている企業の理念を知ることにより、老舗が老舗である所以、つまり永続的な企業活動の法則を紹介しています。

 まずなぜ老舗企業の不祥事が相次いだのか?それはアメリカから持ち込まれた「新自由主義」という競争原理にあると書かれています。新自由主義とは、組織よりも個人の生活や行動に重きを見出し、それまでの商習慣や倫理的な伝統を破壊しようという、いわゆる究極の個人主義であります。これはアメリカが経済戦争に打ち勝つ為に綿密に練られた戦略で、日本は構造改革の遅れも手伝ってそのレールに乗っかってしまい、この弱肉強食ともいうべき社会に引きずり込まれてしまったのでした。その結果、ライブドアの堀江社長などが IT長者としてもてはやされ、企業を次々に買収。老舗企業もそれに応戦するため、色々と手を尽くしたのはご存知かと思います。しかし、堀江社長が逮捕されたように、個人主義によるうわべだけの利潤追求には限界がありますし、それ以上を追求すると脱法行為に繋がります。まさに不祥事を起こした老舗企業も新興企業に遅れてはならぬとばかりに、こういった体制になっていたのではと想像できます。つまり新自由主義では誰も幸せになれないと言っても過言ではないでしょう。

 ではどうすればみんなが幸せになれるのか?そのヒントが老舗企業の創業理念に隠されています。その中でも私が気に入った一文として、現 YKKの創業者・吉田忠雄氏の言葉をご紹介したいと思います。

 「他人の繁栄をはからなければ、自らも栄えない。私はそれを『善の循環』と呼んでいる。個人や企業の繁栄がそのまま社会の繁栄へとつながっていく。池に石を投げると波紋が大きな輪になって広がっていくように」

 吉田氏によれば、企業とは自然環境そのものだと言っています。企業は消費者から降り注ぐ要望やニーズを吸収し、新しい商品として世の中に貢献することで企業そのものが潤う。そうした消費者の声という驟雨を浴び、じかに吸収するのは社長であり社員一人ひとりであって、逆に言えば、消費者の声を企業全体で吸収できなければ、やがてその企業は潤いを失い、滅び去っていくものだと…

 この吉田氏の言葉こそ、役員、株主、従業員、消費者全ての人たちに幸せをもたらすのではないでしょうか。それを忘れずにコツコツと続けたところが老舗として生き残っております。またこのように自分を取り巻く全ての人が幸せになるよう企業活動するという理念を、多くの老舗企業が掲げています。私個人としてもその精神を忘れずに実践するのは勿論ですが、お客様に対してもその精神をお伝えしていき、「老舗企業」と言われるまでに発展できるよう、少しでも貢献していきたいです。





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