税理士法人とどろき会計事務所

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「老舗の品格」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
山本 英司
 

 昨年から続いている老舗企業の偽装事件。特に船場吉兆の「おわび会見」は問題をより大きくしてしまった感があります。企業不祥事があるたびに繰り返される「おわび会見」。多くのテレビや新聞のカメラの放列に囲まれ、顔を上げるたびにフラッシュが乱れ飛び、口ごもると、間髪を入れずに容赦ない質問が取材陣から浴びせられます。老舗と品格は表裏一体であり、ある意味で同義的に使用されてきましたが、その老舗から、次々と品格が剥がれ落ちていく様は、日本企業、しいては日本人全体のあり方を象徴しているようです。

 今、時代が閉塞感の渦中にあるように感じられる理由の一つは、企業のトップ、とりわけ老舗企業のリーダーから語るべき夢が聞こえてこないからではないかと著者は訴えています。この国が夢を取り戻すためには、まず老舗が元気にならなければならない。志や夢を抱いた人のことを、古来より日本人は品格のある人と呼び慣わしてきました。本書では、「品格とは・・・」を過去から学ぶのも一つの手段として、老舗と呼ばれる企業創業者の言葉を紹介しています。

 例えば、イトーヨーカ堂創業者・伊藤雅俊氏は、「店の売上げを上げるということは、お客様から支持されている率をあらわすことである。また利益というものは、われわれの仕事の段取りがよかったということで、効率を示すモノサシである。計算のできない人もだめだが、計算ばかりやっている者もだめだ。とくに自分の損得を計算するような人間にはろくな者がいない。なんといっても誠実が一番である。」彼は事業をやっていくうえで大事なことは、いかに儲けるかということよりどうすれば消費者から支持されるかということであり、そのためには「誠意」が必要だと言っています。

 ホリエモン以来、できる社長とは城のような家に住み、プライベートジェットを乗り回し、要塞のような別荘をもっていることが条件のように思われてきた風潮があります。冒頭の船場吉兆に限らず、利益を増やすためにあらゆる手を使う例が目立ちます。派遣社員を雇ってふくれあがる会社も沢山あります。しかしその分現場を把握出来なくなり、創業当初の指針がブレることは明らかです。中国では「井戸を掘った人のことを忘れない」と言います。創業者の理念を忘れた人物を後継者とは呼ばないそうです。ぜひ一読を。





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