税理士法人とどろき会計事務所

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「会計課長 団達也が行く!」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
新井 大慶
 

 本書は日経BP社のウェブマガジン「日経ビジネスオンライン」に掲載された「熱血!会計物語〜経理課長、団達也が行く!」(2007年7月11日〜2008年7月30日)を改稿した書籍です。会計と名が付くだけで、苦手な方は敬遠しがちな本かと思いますが、中身を読んでみますと、会計が果たす経営のための役割をわかりやすく小説に仕立てて書かれておりますので、スピード感もあり、短時間で読みきることができます。

 物語としましては、主人公の団が指導教授の指示のもと、自身の成長のためその指導教授の友人が創業したメーカーの建て直しのために、そのメーカーの経理課長として赴任をします。しかし、いざメーカーに赴任をしてみると、数々の不正行為が明らかとなっていき、監査を担当する公認会計士にも気付かれなかったような不正を暴き会社を正常な状態に持っていこうとするといった内容です。

 本書は小説風に仕立てておりますが、小説という媒体を借りたテキストのような感覚でも捉えられると思います。簿記や管理会計などのテキストだとどうも抽象的な内容で終わってしまいがちなので、何故この計算が必要なのか?このような考え方になるのか?が、いまいちつかみにくいところがあります。しかし本書では、計算方法や、考え方などの概念を本質的なところから見ており、その内容を物語として書かれておりますのでより理解がしやすいのではないかと思います。ところどころわかりやすいように図やイラストなどもありますので、少し手を止めて確認をしてみたり、会計に関して知識のある方であればどのような方法でこの会社が不正を行っているのか推理しながら読んでみるのも面白いのかもしれません。

 管理会計というとあまり日常には無縁のように思われます。しかし、会計とは単に出納簿に状態を反映する、あるいはお金を管理するだけに考えているのではなく、人の動きを反映したものが会計に現れる数字となります。新規事業の立ち上げ、従来の事業の状況、設備投資状況、借入金状況などなど、これらのお金の流れは、人が意思決定した内容に基づきお金が配分されているものです。意思に基づき、どこに重点配分がなされているか。それに付属されている資料などから色々わかることがあります。それが本来の管理会計であると思います。本書で「経営に使えない管理会計は意味を持たない。」とありますが、まさにその通りなのだと実感をしました。

 他にも株主の会社に対する熱い思い、その会社で働く従業員の、会社が何かおかしい事をしている。これをなんとか正常化したいという思い。経営者、役員のそれぞれが抱えている不安などをドラマチックに書かれておりますので、読んでいるうちに引き込まれてしまいます。お時間ある時にでも是非ご一読下さい。(続編も現在第2部として日経オンラインで掲載中です。)





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