税理士法人とどろき会計事務所

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「会計課長 団達也が行く!」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
加納 豊彦
 

 今回ご紹介する書籍は、今までの様な「HOW TO」本やエッセイではなく小説です。登場人物や会社名等はフィクションであるものの、会計に関する事項はすべて事実に基づき書かれており、また会社内を舞台にしているので、会社を経営している皆様にとっては共感できる内容のものではないかと思います。

 あらすじとしては主人公である団達也が一流の経営コンサルタントを目指し、恩師である宇佐美の指示に従い、かつて宇佐美がコンサルタントをしていたジェピーという製造業の会社に入社。色々な人間と格闘しつつも経理課長としての信念を貫き、その結果内部の不正を暴き、真の経営コンサルタントとしての第一歩を踏み出すというものが会計を通して描かれています。

 途中製造原価の計算方法の話が出てくるので、文章では一見理解しづらいところがあるかもしれません。しかし巻末で図解などが分かりやすく書かれてあるので、図解を確認した後にまた本文に戻ると「なるほどな!」と理解出来るので、会計がよく分からないという方でも非常に読みやすい内容になっております。

 私がこの本を読んで思ったことは、「物事の本質とは何か?」でありました。主人公の団が真の経営コンサルタントを目指すに当たって、恩師宇佐美に言われた言葉に「会社は、内側から見ないと本当のところはわからない。どんなに高度な教育を受けても、一流のコンサルティング会社に勤めても、投資銀行のアナリストになっても、一流のコンサルタントにはなれない。なぜかって?経験に勝る知識など存在しないからだよ」というのがありました。ここで言う経験とは、現場に行って自分の五感で体感するということです。小企業であれば別かもしれませんが、通常社長ともなれば現場から離れ、そこから上がってくる報告のみで色々と判断する様な体制になってるかと思います。勿論それで間違いではないのですが、現場を余りにもないがしろにして行動していると、そこから発生している問題点を発見することが出来なくなると書いてあります。やはり現場あっての会社であることを肝に銘じて、全体を管理する者は行動していかないといけないのではないでしょうか。

 また不正に手を染める者でも、始めからそのつもりでやった者はまず居ないのではとも書かれています。会社としてはその者を責めるよりも前に、そういう状況を作ってしまっていることが不正の温床になっていることを考えるべきではないでしょうか。その為に小手先の改善ではなく、その問題の本質は何か?そこに向かって改善すべきであるかと思います。

 上記2点をしっかり実行するためには、やはりコミュニケーションによる良好な人間関係の構築が重要なことは言うまでもありません。そして会社経営の一番の要はトップの強い意志ではないでしょうか。この会社の存在する意義は?その為に何をしていくべきか?それを常に考えしっかり実行していければ必然的に自分にリターンしてくる。これは会社のみならず自分の存在意義に当てはめても同じことが言えると本書を読んで改めて感じました。





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