税理士法人とどろき会計事務所

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「俺は、中小企業のおやじ」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
千葉 雅司
 

 本書の著者はスズキの代表である鈴木修氏です。軽自動車で世界トップシェア、なかでもインド市場では自動車販売シェアの54%を占めているスズキ。在任30年間で、売上高3000億円を10倍の3兆円までにも引き上げた修社長、御年79歳だそうですが、この強烈なリーダーシップには脱帽です。それでもまだ、この本の題名のごとく、中小企業だ、と言い張っているところがすごいですね。3兆円が中小なら、通常のどんな中小企業でも、弱小零細企業になってしまいます。ただこの発想、考え方に学ぶべきところは多いと思います。以下、いくつかを取り上げてみます。

・「会計の基本は2つのポケットだ」
 「売上と利益は違う」というお話です。八百屋さんを例にとり、この八百屋さんは左右に2つポケットがあるエプロンをしています。例えば今日の仕入れが10万円だったら、その日の売上が10万円になるまで右のポケットに入れておくのです。売上が10万円を越えたら、はじめて超えた分のお金を左のポケットに入れるのです。右のポケットのお金は仕入代金です。また明日仕入れのために出て行っていくお金です。左のポケットはまさに儲けです。これは今晩飲みにいこうが何に使ってもいいお金なのです。普通の経営者なら多分お金は1つのポケットに入ってしまって、まったくポケットの中でごちゃ混ぜになっているわけです。いわゆる「ドンブリ経営」ですね。これにさらに借入金なんか加わったらまったく分からなくなります。この発想、シンプルですが重要かと思います。

・「投資は3年で元を取る!」
 スズキでは生産設備を平均して3年で償却しているそうです。いわゆる減価償却ですが、通常は税務署が認めてくれる償却期間により減価償却費として経費にされるのが普通です。それをあえて(税金を払ってまでも!)この会社は3年にしているのです。「ゆっくりと10年単位で元が取れればいいといった悠長なことはいっていられません。工場も機械も、あるいは新車をつくるときの金型もすべて3年くらいで投資を回収できるという判断がなければ、そもそも投資しません。」だそうです。商売とはそもそも当初の予定通りには進まないものですので、3年くらいの短期で資金回収するくらいの意気込みが必要ということだと思います。

・「トップダウンはコストダウン!」
 社長さん自ら、つまりトップダウンをしていけば、結局はコストダウンにつながるのだそうです。スズキの修社長は、スズキがインドで自動車工場を立ち上げた際、自らがこのインド工場に足しげく通い、あれこれ細かく指示してきたそうです。中小企業こそ、社長さん一人が、まず頑張るしかありません。この不景気を乗り切るのには、強烈なリーダーシップが必要ではないかと思います。いろいろ起こりうる難問を「スズキなら5分で決断できる」と修社長は明言もしています。やはりここは原点に立ち返って、特に中小企業は社長さんが頑張って踏ん張る時ではないかと感じますし、それこそが中小企業の強みなのではないかと思います。





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