税理士法人とどろき会計事務所

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「しまむらとヤオコー」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
新井 大慶
 

 本書は、小さな町から生まれた2つの企業の創業から現在に至るまでの物語です。地方発の企業は、弱者としての立場から出発していますので工夫と創造の手を休めません。女性の活用で人手不足を乗り切り、巨大スーパーには低価格や、お店の独創性で対抗するなど地方発の企業が強くなる秘密が本書を通しておわかりになると思います。
 しまむら(株式会社しまむら)とヤオコー(株式会社ヤオコー)は業界紙やメディアなどでその独自の経営スタイルが取り上げられ最近注目度を浴びてきていますので、ご存じの方多いかと思われますが、実は私は両社の店舗にまだ足を踏み入れたことがありません。
 そういった意味ではとても新鮮な感じで読むことができましたし、また是非一度両店に行ってみたいと思わせる内容でした。以下、各社の特徴を挙げます。

 ヤオコーは、ディスカウント路線とは一線を画し、人々に豊かな食生活を提案する「価値提案型企業」としてのポジションを崩さず、増収増益を確保してきました。同社の経営陣が主張している「個店経営」は、できるだけ店舗に自主性を持たせ、店ごとに品ぞろえを変えることをいとわない。「セントラルキッチン方式」一辺倒ではなく、作業効率を犠牲にしてでも、店内で食材を加工できる余地を残しておく。最終加工の作業プロセスを店内に残しておくのは、働く人のモチベーションを高め、来店する顧客に商品の新鮮さと売り場のにぎわいを提供するため。そのため、メニュー開発などに、パート従業員の知恵を積極的に活用しています。ヤオコーに足を運ぶ人の意見を聞いてみますと、「売り場がおもしろい。食材がおいしい。食に関する情報があふれている。だから買い物をしていても退屈しない」だそうです。私も一度は足を運び、この時代に増収増益を続けている店舗の秘密を見てみたいと感じました。

 一方、しまむらの特徴としまして、仕事のマニュアルが確立していて、従業員は定時出社、定時退社で残業はない。朝礼はわずか5分。開店までの10分間でもろもろの準備を行い、閉店時も店を閉めてから15分で帰宅できるという、効率良いシステムを作り上げたことにまず驚きました。他にも、トイレはホテルなみに豪華にするというトップの考えにより、店内の床もトイレの床も御影石、そうすると掃除が楽という効果もあると言います。 さらに、しまむらが店舗を探すときには、セスナをチャーターして上空から観察し、出店候補地の周囲2キロ圏内に小学校が3つあることを条件とするとしています。3つの小学校があれば、5000世帯が商圏内に住んでいる。小学校の数は、世帯数や商圏人口を推計するもっとも優れた指標になると書かれていました。また、400社以上のアパレル企業に商品の開発は任せており、小さな商圏の中でも、しまむらで買ったお客様は、隣の人と同じ服を着ることは、まずないとまで、書かれています。一つ一つのこだわりや徹底さがしまむらの強さや成長につながるのかと感じました。
 両社を通じ、とても勉強になる一冊でした。とても読みやすい本でもありますので、是非お時間のある際にでもご一読下さい。





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