税理士法人とどろき会計事務所

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「しまむらとヤオコー」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
橋本 崇浩
 

 今回ご紹介する作品は、「ファッションチェーンのしまむら」と「食品スーパーのヤオコー」という、二つの異なる商材を扱う小売業に焦点を当てたもので、それぞれの苦しい創業期の話から、成長著しい現在に至るまでの話がとても細かく書かれております。この異なる二つの企業とも、埼玉県比企郡小川町という小さな町に生まれ、地方や首都圏郊外を中心とした事業展開をしていく中で力をつけてきた企業という共通点を持っています。しかし、その経営スタイルについては大きく異なり、ヤオコーが現場において、店長やパート社員に非常に大きく権限を持たせるようなスタイルなのに対し、しまむらは作業マニュアルの徹底が義務付けられているというスタイルであるということです。そこが両者の特徴であり、本作品のポイントかと思います。そんな作品の中から私の気になった箇所をご紹介します。

 ヤオコーでは、青果売り場とベーカリーコーナーの付近に、「テーブルセット」が置かれている。テーブルはもちろん本物である。その上に載っている料理のプレートも、模造品ではない。テーブルセットは、若い夫婦がふたりの子どもと一緒に過ごす家族の団らんをイメージしたものである。
 ヤオコーでは、「クッキングサポートコーナー」という場所を設け、そこで本日のおすすめメニューとして、日々いろいろなメニューをお客さんに提案することで、献立に悩む主婦の大きな助けとなっています。また、その多くが主婦であるパート社員の目線やアイデアを売り場にたくさん取り入れ、お客さんを飽きさせない売り場作りをすることで、お客さんから広く受け入れられているということです。お客さんの目線を大切にし、家族に食べさせたい・作りたいと思わせる売り場づくりを提案できているところがすばらしいと思います。

 しまむらの新店舗の開店日は、いつも木曜日である。開店日を木曜日にするのは、週末にかけて売上げを最大にするためである。しかし、実際には木曜日が仏滅や友引に当たってしまうこともある。ふつうの企業ならば「原則的に」とはいっても、実際には、仏滅の開店日は避けようとするものである。ところがしまむらでは、新店の開店日として、大安、吉日を特に選ばない。開店日の決定にも例外を設けない。
しまむらでは、「システム化」ということで、誰がやってもできる、失敗がないシステムづくりとその改善を繰り返し行い、その作業マニュアルを従業員に徹底させることで、店舗運営を行っているということです。上記のように、例外はなく徹底するという社風があり、そのマニュアルの力を最大限に生かしきれているというところが、大きく拡大しているしまむらの成功の秘訣なのだと思います。

 ヤオコーとしまむら、裁量権とマニュアル化ということで、従業員に与えられるものは違います。したがってどちらが正しいという判断はできません。ただ、それらを徹底するという部分は共通しておりますので、成功の秘訣は「徹底」かもしれません。





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