税理士法人とどろき会計事務所

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「よそより10万円高くても「町の電器屋さん」が大切にしていること」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
國田 哲郎
 

 今回の書籍は、町田にある「でんかのヤマグチ」の社長である山口勉社長の書籍です。
町田に家電量販店が大挙して出店してきたときに、危機感を募らせた社長が生き残るために考えついたのが、安売りではなく高売りでした。安値合戦で勝ち目がないと判断した社長が、小さなお店でしかできないことを強みにして様々なサービスを付加価値として高値で勝負をしていきます。
「私たちの商売の強みは、一対一の顔が見える商売であること。地域のお客様、一人ひとりとのパイプがあること。それを活かせれば道が開けるのではないか、そんな確信を得たのです。」とその当時のことを述懐しております。

 「大企業と比べて云々するのがそもそもの間違い。」と言うとおり、安値で買いたいお客様は、大企業に任せ、自分の会社にしか出来ないことを最大限に活用して、営業や各種イベント、裏サービスと呼ばれるものまで多種多様なサービスを組み合わせることによって高値販売=利益重視の販売活動をしているということです。

 この自分の会社にしかできない強みを生かすということは、大型店や競合店との差別化という観点で非常に効果的であると思いますが、中小企業の方にとっては、なかなかそう簡単に強みを見つけることも、それを実行していくことも難しいことだと思います。しかし山口社長は「自分の会社・お店が活かすべき強みはなんなのかをしっかりと考え、着実に実行していくことです。」と言っております。

 山口社長も「高売り」でいく、との決断を下した後も不安だらけだったと述懐していますが、大事なことは「一度『こう』と決めたら、どんなに怖くても、どんなに不安でも、最後まで貫き通してください。徹底的に長く続けてみてください。成果は、5年後、10年後に出ます。」と言うとおり、継続してやり抜いていく力にあるのではないかと感じました。

 方向性を変えたときには、すぐに結果を求めてしまうものですが、社長は「新しい取り組みを始めたからといって、2、3年では変わりません。やはり5年、10年の月日が必要です。確かな成果を得るにはとにかく時間がかかるのです。だから、わたしはいつも10年先を見て商売をすることに決めています。」「いいことほど伝わりにくく、悪いことほど一瞬で伝わる」と結果を焦ってはいけないことを強調しております。

 長年同じやり方で事業を経営してきた会社にとって、新しい取り組みをするということにはリスクも伴い、社長の手腕も問われてくると思いますが、自分の会社の強みをしっかりと見つめ直し、持続可能な取り組みを実践していかなければ、多数の競合相手に勝てない時代に入ってきていると本書を読んであらためて感じました。





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