税理士法人とどろき会計事務所

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「よそより10万円高くても「町の電器屋さん」が大切にしていること」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
野曽木 尊之
 

 本書は、「でんかのヤマグチ」の代表取締役である山口勉氏が、「なぜ、でんかのヤマグチは他店より値段が高いのに売れているのか」について語られたものです。「でんかのヤマグチ」は、大型家電量販店が競合する東京の町田にお店を構える、いわゆる町の電器屋さんですが、山口氏の経営手腕による高収益体質の経営が話題を呼び、数々のメディアで紹介されていますので、ご存知の方も多いことだと思います。
 今でこそ、優良企業と呼ばれているヤマグチですが、町田近郊に大型家電量販店が出店してきたときには、会社存続の危機を迎えていました。このことが切っ掛けで今の経営形態に行き着くのですが、ここまで来るには試行錯誤の毎日だったようです。山口氏が行き着いた答えは、「安売り」ならぬ「高売り」でした。「高売り」を実現するために考え出した結論は、「お客様を三分の一に減らす」「商圏を狭める」「取扱いメーカーを1社に限定する」の3つのことでした。十数年前にこの考えにたどり着き、実践してきたという、山口氏の先見の明には感嘆させられます。
 今でこそ、このデフレの不景気下において、安売りという価格競争では、大資本である大型家電量販店に太刀打ちすることはできないので、地域密着型のサービスを徹底するとか、高付加価値のサービスを提供するといった経営手法が認知されてきましたが、その当時では、安売り競争に追従し、返り討ちに合う企業がほとんどでした。そんな山口氏の考えが他と違っていたのは、自分の置かれた状況を的確に把握していたからでしょう。同じ家電を売るお店でも、小さな町の電器屋さんと、大型の量販店では全く別の商売だと考え、同じ土俵で戦うこと自体が間違いであることに気付いたのです。このように考えることができたのは、以下のような持論があるからでした。

 「最後は自分で決めるしかありません(P119)」
会社のこと、経営のこと、将来のこと・・・・。誰かに相談するのもいいでしょう。ただし、これだけは肝に銘じておいてください。最後に決めるのは「自分」です。あなた自身です。誰もいい答えは与えてはくれません。自分以外は、あくまで他人。最後の決断は、社長のあなたにしかできません。「ああしたらいいんじゃないの」。「こうしたらいいんじゃないの」。そうした「周りの意見に耳を貸すな」というわけではありません。周囲の意見も拝聴しつつ、それはそれとして、最終的には「自分」で決める。それが社長というものです。

 ここでは、誰の意見も聞かなくていいと言っているのではありません。従業員からの話は聞いてください。話といっても、現場で起こっていること、問題点、改善点やクレームなどといった情報を共有していること、いわゆる「報告・連絡・相談」は徹底してください。現場からの生の声が社長に上がってこなければ、的確な経営判断が出来ないからです。そのためには、どんな情報も社長に上がってくる、風通しの良い職場環境を作り上げて頂きたいと思います。





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