税理士法人とどろき会計事務所

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「中内功のかばん持ち」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
新井 大慶
 

 本書はダイエー創業者である中内功さんの成功と失敗を、側近だった著者の恩地祥光氏が客観的に分析して書きとめた1冊です。
 著者の恩地氏は26歳という若さでダイエー秘書室への異動を命じられます。前任者はことごとく「君、もうええわ」の一言であっさりと切られるという厳しい職務。本書前半では、そんな「かばん持ち」の日常が、非常にユーモアあふれる筆致で描かれています。著者は前任者がことごとく切られる中、どうしたら目にかけてもらえ、長く続けていけるのかを考えます。中内功さんの欲しているものを事前に察知し準備をする。無理難題を言われても出来ることを見つけ、即行動に移す。等々が具体的なエピソードと一緒に紹介されています。特に印象にあった言葉「一般のサラリーマンの方々が、当時のわたしのように創業オーナー経営者にくっついて歩きながら仕事をするような経験をすることはめったにないかもしれない。しかし、どんな種類の仕事でも本質は同じだと思う。勇気を奮い起こして相手の懐に飛び込んで攻めの姿勢で取り組むなら、自ずと道は開けてくるものである。」には正にそのとおりだなと思い、自分自身ももっと邁進していかなければいけないなと感じました。

 ダイエーの「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」という一見何の変哲のないスローガンについて、中内功さんは「このどんどんというフレーズがミソなんや、良い品をより安くは誰でも考えつくけど、どんどん安くという表現には意思や継続性やボリューム感が感じられるやろ」と話します。ファーストリティニング会長兼社長の柳井正さんもこの言葉は小売業の永遠のモットーだと言い、この言葉を噛みしめて商売をやってきましたと、本書で紹介されています。スローガンひとつとっても、経営者が持つべき大きな経営理念・信念・哲学の重要性というものが感じられるエピソードでした。

 著者の恩地氏がただの「かばん持ち」から脱却するにつれて、内容はシリアスなものになっていき、さらに熱を帯びてきます。事業承継の苦悩や、福岡ドーム建設にまつわる一世一代のプロジェクト。大失敗をしたヤオハンのM&A、生涯のライバル堤清二さんとのエピソードなど中内さんの素顔に迫っていく話しは読み応えがあります。
中内功さんは「失敗者」としての伝わり方もありますが、成功か失敗かは関係なく、とても勉強というより励みになりました。まさに、著者が最後にまとめた中内功さんは「死して人材を残した」のだなと感じられる1冊でした。

 ※中内功さんの「功」の漢字は、正しくは右辺の「力」の上は出ません。
  変換不能なため、ここでは「功」としています。





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