税理士法人とどろき会計事務所

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「中内功のかばん持ち」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
三橋 美香
 

 本書は26歳という若さで中内氏の秘書に抜擢され、4年間ダイエーCEO(この言葉を初めて使ったのも中内氏だったそうです)のかばん持ちとして仕え、その後専務に就任した長男中内潤氏の秘書を務め、リクルートやハワイのアラモアナ・ショッピングセンターの買収などを手掛けた恩地祥光氏の著書であります。本書では中内功氏に関する数々のエピソードが語られています。かばん持ちとして中内氏の無理難題に振り回されながら(さながら“戦争体験”)も、ビジネスマンとして育ててくれた中内氏に対する感謝、尊敬の念、愛情が伝わってきます。
 オネスト、天才コピーライター、新しいモノ好き、天邪鬼…どことなくチャーミングでありながらもしたたかなカリスマ経営者の素顔を伺い知ることができると同時に、「逃げたらあかん」「九人反対で自分だけが賛成、それが成功の秘訣や」「一級品は何が何でも取っとかなあかん」という言葉から、中内氏の経営に対する姿勢、信念が伝わってきます。

 数あるエピソードの中で私が特に印象に残ったものは、福岡ドーム建設の受注をめぐり責任者である専務の行った不正処理に関するものです。「闇に葬りましょう」「いや、正直に話すべきだ」という状況での中内氏の決断は、全てを明らかにし、自分は経団連に辞表を出すというものでした。「もともと何もないところから始めた会社や。また一から出直しや」…一度手に入れたものを手放す覚悟というのはなかなかできるものではないと思います。隠せるものなら隠し通したい…食材の偽装やリコール隠しといったニュースが多い昨今を思うと、中内氏の潔さ、覚悟と判断力の凄さを感じずにはいられません。恩地氏は「リスクマネジメントの基本のような事件であり、企業活動が本来どうあるべきかを学ばせていただいた貴重な出来事」だと述べています。

 本書で語られているのは中内氏のエピソードですが、恩地氏の仕事に対する姿勢には見習わなければならない点が多々あります。「こうは言っているが、中内氏の本心はこういうことだろうな」…中内氏の言葉とは裏腹な真意、要望を汲んで行動する恩地氏の姿勢、細やかさ。私達の仕事も経営者の方たちとお話しして、様々な要望、言葉の裏に隠れた本心を読まねばならない仕事だと思います。恩地氏のようにはできなくとも、お客様の話に耳を傾け、相談相手として選んで頂けるような心配り、努力をしていかなければならないと感じました。





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