税理士法人とどろき会計事務所

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「中内功のかばん持ち」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
野曽木 尊之
 

 ダイエー創業者である中内功氏とは、一体どんな人だったのか。本書は、中内功氏のかばん持ちをしていた恩地祥光氏によって書かれています。そのため、今まで伝えられてこなかった生のエピソードが語られており、大変、興味深い内容となっています。
 日本で最初に自らを「CEO」と名乗った人、それが中内功さんである。CEO、すなわち最高経営責任者のことです。中内さんは、かねてよくこんなことを言っていたそうです。
 「社長や部長といった『長』と呼ばれる人になっても、そんなもんはどこにでもおる。石を投げたら大体『長』の名刺をもっとる奴に当たるもんや。むしろ『者』の付く人間にならなあかん。芸者、役者、経営者、学者、みんな誰でもなれるもんやない。芸者でも役者でも、お座敷や舞台におよびがかからんようになったら引退や。経営者も一緒やで、体張ってやってるから魅力的なんや」と。
 中内さんは、「ダイエーの創業者」であり「流通革命の第一人者」「強い志を持ったオーナー経営者」であった。そしてある時は「哲学者」のような側面もあった。加えて、我々戦後の人間には計り知れない「戦争経験者」でもある。中内さんにまつわる「者」は、そのままそれが中内さんの生き方であり、歴史だったようです。
 著者である恩地さんが中内さんから「君、うちのスローガンのどこが素晴らしいかわかるか?」と聞かれたことがあったそうです。ダイエーのスローガンは「良い品をどんどん安く、より豊かな社会を」というものですが、何の変哲もないスローガンのように感じ、言葉を詰まらせていると。「この『どんどん』というフレーズがミソなんや。『良い品をより安く』は誰でも考え付くけど、『どんどん安く』という表現には意思や継続性やボリューム感がかんじられるやろ。これなんや」と言われ納得したそうです。文句がシンプルで、誰でも覚えられるにもかかわらず、奥が深い。社会的な使命感のような志が感じられます。
 第二次世界大戦の末期にフィリピン戦線で死線をさまようという壮絶な体験をしているとき、敵の手榴弾に吹き飛ばされ意識が薄れていく中、こう感じたそうです。ぐつぐつと煮えるすき焼き鍋を家族で囲んでいる光景が思い浮かび、「ああ、もう一度腹いっぱいすき焼きを食いたい!」と涙ながらに思ったそうです。これが小売業を始めるきっかけだったそうです。このような体験から「良い品をどんどん安く、より豊かな社会を」というスローガンが生まれ、流通革命をおこす原動力になったのだと感じられます。





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