税理士法人とどろき会計事務所

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「中内功のかばん持ち」を読んで
税理士法人とどろき会計事務所
佐藤 忠輝
 

 著書 恩地氏はダイエーの創業者、中内功氏の秘書をされていて、現在M&A仲介会社大手レコスの社長として活躍されている方です。
 当時の中内功氏の秘書は人事部長に「君の今後は考えているから頑張れ」と言われるほど大変な部署だったようです。そんな環境の中で、恩地氏はどうしたら中内功氏に気に入ってもらえるか考えた。その一つが、日経新聞を愛読している中内功氏に、それ以外の新聞の切り抜きをまとめて用意し、出社の車中で読むことができるようにしたことが目に留まったようです。中内功氏が、@事前の周知な準備、A車中で過ごす時間を、大切にされていたことを事前に分析し対策を考えていたから出来たことです。
 どんな時代でも気配り、心配りの出来る方は人に慕われ、側近として多くの情報が入る。恩地氏も秘書から事業開発案件を手掛ける部署へ、ローソンをはじめとする関連会社の上場準備の中心的役割へと異動していく。情報を有益にし、事業に役立てる能力のある方のみが更なる情報をキャッチできるのだと感じました。
 
 さて、中内功氏の経営ですが、時代の先を行き過ぎたのではないかと思います。社長をCEO(最高経営責任者)と呼称したことも最初だそうです。「PB商品」「M&A」など、現在ではどの企業も発展、利益向上の為に利用する主流ですがこれを1970〜1980年代にしていたのですから、先見の銘があった事は確かだと思います。
 特に「M&A」の手法は現在ソフトバンクの孫正義氏が同じように借入や増資などで事業を拡大しているところは中内功氏の経営方法を一部取り入れているのではないかと思います。但し、この歯車が崩れてしまうと、晩年のダイエーのように膨大の負債を抱えことになりますのでそこは、布石を打っているようですが。

 先見の銘があった中内功氏ですが、残念なのは晩年、経営不振に陥っていた際に、恩地氏が提言した「不採算で赤字の総合スーパー(GMS)から撤退して、食品スーパー、ローソン、リクルートなどに特化すればダイエーは生きられる」に対し、「アホなこと言うな!」とかなりの剣幕で怒鳴られてとの逸話です。
 創業者なので、カリスマ性やガンコさが必要なのは理解できますが、会社(GMS)をわが子のように愛しすぎてしまったことが、結果的にネックとなったのではと思えてなりません。名経営者と言われた方、特に創業社長の引退時期は本当に難しいと考えさせられる著書でした。





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