税理士法人とどろき会計事務所

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第41回研修会『税制改正』
第1部
【平成22年度税制改正:法人課税】
  当事務所所員 佐藤 忠輝
 

 平成22年度税制改正は、自民党政権時代の官僚主導による税制改正とは異なり、「事業仕分け」に代表されるように政治家主導の税制改正となりました。第1部は、税制改正大綱の概要と法人課税に焦点を当てて説明していきました。

・「納税環境整備」・・・納税者権利憲章(仮称)の制定、社会保障・税共通の番号制度導入等については今後検討を行い、脱税犯に係る懲役刑の上限を10年(現行5年)に引き上げる等、罰則の見直しを行うこととされました。

・「グループ法人税制の整備等」・・・グループ法人に対する課税の取扱いとしては、現在のところ所得通算を前提とする連結納税制度はありますが、今後は所得通算を前提としない「グループ法人単体課税制度(仮称)」の創設が検討されています。

 その他として、特殊支配同族会社(いわゆる1人オーナー会社)における業務主宰役員給与の損金不算入制度は、平成22年4月1日以後終了事業年度より廃止が決まりましたが、個人事業主との課税の不均衡を是正し、「二重控除」の問題を解消するための抜本的措置を平成23年度税制改正において講ずることとなりました。

佐藤 忠輝
当事務所所員
佐藤 忠輝

第2部
【平成22年度税制改正:個人所得課税】
  当事務所所員 山本 英司
 

 平成22年度税制改正の中より、個人所得課税に焦点を当てて説明していきました。

 今回の個人所得課税の改正においては、民主党マニフェストの目玉ともいえる「子ども手当」「高校の実質無償化」との関係で所得控除についての見直しがなされました。

・「扶養控除の見直し」・・・年齢16歳未満の年少扶養親族に係る扶養控除38万円は廃止となり、年齢16歳以上19歳未満の特定扶養親族に係る扶養控除は、上乗せ部分25万円を廃止し、基礎部分の38万円のみとなりました。

・「住宅取得資金に係る贈与税非課税枠の拡大」・・・適用対象者は贈与を受けた年の合計所得金額が2,000万円以下の者に限定されますが、平成22年中に対する住宅取得資金に係る贈与は1,500万円まで、平成23年中に関しては1,000万円までが非課税となりました。

 その他として、平成24年〜26年の各年に限り非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置が創設されました。

山本 英司
当事務所所員
山本 英司

第3部
【平成22年度税制改正:資産課税】
  当事務所所員 飯田 敏久
 

 平成22年度税制改正の中より、資産課税に焦点を当てて説明していきました。

 今回の資産課税の改正においては、制度趣旨との乖離や、制度設計時との経済的状況等の変化などから、増税となる見直しが図られました。

・「小規模宅地等に係る課税価格減額特例の見直し(縮減)」・・・相続人等が相続税の申告期限まで事業又は居住を継続しない宅地等は、今までは200uまで50%の減額が出来たのでしたが、平成22年4月1日以後は適用対象から除外されました。

・「定期金に関する権利の評価方法の見直し等」・・・平成22年4月1日以後より、給付事由が発生している場合の評価方法は、解約返戻金相当額、一時金相当額又は予定利率等を基に算出した金額のうちいずれか多い金額となり、給付事由が発生していない場合は、原則として解約返戻金相当額となりました。

 上記の2つに関しては、相続税対策として利用価値が高いものでしたので、今後は適宜、節税対策・納税対策を検討していくことが重要となります。

飯田 敏久
当事務所所員
飯田 敏久

第4部
【平成22年度税制改正:総括】
  当事務所所長 轟 勝之
 

 平成22年度税制改正のメインとなるのは、グループ法人税制の整備等が挙げられます。現行、100%グループ内の寄付においては、寄付金の支出側は一般寄付金枠の範囲内でしか損金に算入できず、受手側では全額益金に算入するといった不都合が生じていたところ、支出側は損金不算入、受手側は益金不算入とすることが検討されており、今後、グループ内の債務超過会社への支援がし易くなることでしょう。

 国際会計基準(IFRS)については、上場企業の連結決算において2015年より強制適用される見込みですが、百貨店各社はこれを見据え、収益の認識基準を「受注時」から「出荷時」に売上を計上する方法に変更しています。そのため、各社、処理方法の変更により数億円の減益が見込まれています。このことが株価に影響を与えることでしょうから、株取引においては注意が必要となることでしょう。また、今後、中小企業についてもこの流れを受けた協議がされ、中小向けの会計基準を作成する方向で検討がされていますので、他人事ではなくなります。

轟 勝之
所長 轟 勝之
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